手記の中のメッセージ①

妙法(みょうほう)蓮華経(れんげきょう)(ひと)(みち)南無(なん)妙法(みょうほう)蓮華経(れんげきょう)成仏(じょうぶつ)への(みち)

何時(いつ)一緒(いっしょ)にいるではないか (つよ)(やさ)しさ(いつく)しみ(はぐく)(こころ)日蓮(にちれん)(こころ)

それをひとつにした(とき) 日蓮(にちれん)()きておりますのじゃ ()かりましたかな』

(だい)(しょう)(にん)(さま)より】

何時(いつ)謗法(ほうぼう)なく、渇仰於佛(かつごうおぶつ)心懐恋慕(しんねんれんぼ)(こころ)御仏(みほとけ)(した)(こころ))で

日々(ひび)月々(つきづき)精進(しょうじん)して()(こと)が、やがて成仏(じょうぶつ)(みち)へとつながって()く』

()()うものは、たとえ(すこ)しの(こころ)(すき)でも見逃(みのが)(こと)なく(きそ)()る。

()(きそ)うと()(こと)(まこと)(ほう)近付(ちかづ)いた証拠(しょうこ)でもあるが、

油断(ゆだん)なく、しっかりと(きも)(めい)じて、さらに精進(しょうじん)して()(こと)です』

花吹雪(はなふぶき) おくり()された()姿(すがた) (わす)れて(おこ)なうは 地獄(じごく)への片道(かたみち)キップ』

()がせんだらが(いえ)()まれしは (われ)(ほう)(さだ)むるゆえん()

あまねく()善神(ぜんじん)も ()(ほう)(さだ)むるによる』

昭和(しょうわ)62(ねん)5(がつ)28(にち) 大聖人(だいしょうにん)(さま)より】

(わる)()(なか)になりましたな。

人々(ひとびと)(みな)(おのれ)心性(しんしょう)()(うしな)い、(まこと)幸福(こうふく)()らず、煩悩(ぼんのう)(はし)快楽(かいらく)()(まか)せ、(だらく)一途(いっと)辿(たど)ると()えたり。

たまたま正法(しょうぼう)(とな)えし集団(しゅうだん)()りしかと(おも)えども、それは()せかけのみにて(おのれ)栄誉(えいよ)栄達(えいたつ)ばかりを(はか)(けん)(よく)(きん)(よく)(むさぼ)営利(えいり)(はし)(とど)(ところ)()らず。あまつさえ(おお)くの民衆(みんしゅう)をたぼらかしたる()諸行(しょぎょう)(ゆる)(がた)ものなり。

(また)(そう)もしかり。(われ)こそ正法(しょうぼう)護持(ごじ)(もの)なりと(もう)せししかども真意(しんい)()らず。民衆(みんしゅう)(こと)など(かえり)ず。いたずらに(ころも)(そで)(かく)営利(えいり)(むさぼ)るのみ。この(ひと)命終(みょうじゅう)して飽食(ほうしょく)餓鬼(がき)()らん。はかなし、はかなし。

 

政治(せいじ)教育(きょういく)(みだ)れ、医師(いし)(こころ)低下(ていか)し、利益(りえき)のみに終始(しゅうじ)し、人々(ひとびと)(まこと)(ほう)()らず、聴聞(ちょうもん)せししかども()()わず、(いま)()()げて五濁(ごじょく)悪世(あくせ)()只中(ただなか)突入(とつにゅう)せんとする(とき)(てん)(おお)いに(いか)悪鬼(あっき)乱入(らんにゅう)す。

各国(かっこく)各所(かくしょ)(さい)()こり(なん)()たりて、民衆(みんしゅう)嘆き(なげ )頂点(ちょうてん)(たっ)し、(こころ)阿鼻(あび)(そう)(げん)ぜん(とき)人々(ひとびと)その罪障(ざいしょう)軽重(けいじゅう)にかかわらず餌食(えじき)とならん。おそろし、おそろし。

(いま)(まこと)(ほう)唱行(しょうぎょう)する(もの)(ごく)少数(しょうすう)なれどと()(そうろう)。しかども、(いま)こそ声高(こえたか)らかに(まこと)(ほう)唱行(しょうぎょう)せん。

五字(ごじ)光明(こうみょう)益々(ますます)()(わた)りこの(ひと)命終(みょうじゅう)して霊山(りょうぜん)(せい)()くる(こと)(うたが)いなし。

あらうれしや、うれしや。南無(なん)妙法(みょうほう)蓮華経(れんげきょう)

大聖人様(だいしょうにんさま)より】

今世(こんぜ)最後(さいご)(とき)奮起(ふんき)せよ (とも)信頼(しんらい)()せて旅立(たびだ)たん』

平成(へいせい)6(ねん) 正月(しょうがつ)

(てん)より()らす四種(ししゅ)(はな) ()()(あつ)めて (ただ)しき門出(かどで)

 

何時(いつ)そなた(たち)一挙(いっきょ)一動(いちどう)我々(われわれ)()ていると()(こと)(わす)れるでないぞ』

()(こころ)の ますらおは(たけ)(ひと)より (すぐ)れたり』

昭和(しょうわ)62(ねん)7(がつ)9(ここのか) 大聖人(だいしょうにんさま)より】

大聖人様(だいしょうにんさま)御尊顔(ごそんがん)(はい)し 信力(しんりき)行力(ぎょうりき)(ふか)め、仏力(ぶつりき)法力(ほうりき)により民衆(みんしゅう)(すく)って()(こと)使命(しめい)なり。

眼前(がんぜん)にて約束(やくそく)した(こと) (わす)れた(わけ)ではあるまいな。』

昭和(しょうわ)60(ねん)10(がつ)10(とうか)